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最新の活動情報は、こちらでご確認下さい。


【ファースト・シーズン 7作品】

「COFFEE SHOP ROOTS」さん 橋通り商店街

震災前は洋品店を営んでいらっしゃったご夫婦。
津波で全てを失い、喫茶店として再出発される事になりました。
伝説のバンド「グレートフル・デッド」の大ファンのお二人。店内には「デッドもの」がたくさん。販売もしています。

北上川のすぐそばにあり、震災で寂しくなった橋通り商店街の「楽園計画」を立てていらっしゃいます。

キャラクター「さるとび エッちゃん」が目印です。

とてもチャーミングなご夫婦に是非会いにいって下さい!

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「COFFEE SHOP ROOTS」

ヘンプの靴下 Tシャツ
知る人ぞ 知る デッドもの

色々売ってる コーヒーショップ

橋通りの「楽園計画」やってます

地元の仲間が集まって
アーティスト達が 声上げる

そんな ミラクルスポット

COFFEE SHOP ROOTS

 

「かめ七呉服店」さん アイトピア商店街

ちょうど呉服の展示会真っ最中の所へ津波が押し寄せ、がれきとヘドロに変わってしまったそうです。。
一時は再開を断念されましたが、たくさんのボランティアの方々の手助けによって再開を決意。140年以上も続く老舗呉服店は昨年の10月20日に無事に営業を再開されました。

たくさんの方々にお礼を伝えたいとの事で、この歌詞になりました。
店内のたくさんの「カメコレクション」と、ご主人の描く素敵な似顔絵もお楽しみ下さい。(途中、登場する「正岡さん」は、2件お隣の靴屋さんです・笑)

大人気の「かめタオル」はご主人の描かれる可愛いかめのイラスト入りで、7色揃って販売中です!
どうぞ、かめ七へお立ち寄り下さい!

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「かめ七呉服店」

おかげさまです
ありがとう

かめ七ブランド健在です

みんな持ってる「かめタオル」

行ってみたいな「かめ鈴」※1

「もしもし、ももちゃんいたすか?」※2と
正岡立ち寄る呉服屋です

どうぞお出かけください

昔も今もの「かめ七」へ

※1
石巻なまりで「かめ七」を発音すると、「かめすず」に聞こえるそうです(笑)。

※2
「いたすか?」は方言で「いますか?」の意味

 

「カネナオ金物店」さん アイトピア商店街

震災当日、津波と共に、車が店内に突っ込んできたそうです。商品はもちろん、店内はヘドロとの闘いだったそうですが、それが想像できないくらい、取材した時は本当にきれいになり、商品が並び。。。ここまでの道のりを考えると、胸が熱くなりました。ご夫婦は本当に穏やかで素敵なお二人でした。
猫の「あび蔵」は、震災の日に行方不明となりましたが、1ヶ月経って戻ってきたそうで、お二人はあび蔵の事を本当に大事にしていらっしゃいました。取材中もずっと「ねえ、何してるの?」と私にまとわりついてた愛嬌あふれるにゃんこ。是非あびちゃんに会いにお立ち寄りください。 CMにはニューキャラ、にゃんこの「あび」が登場。アイトピア商店街の案内役としてこれからも時々活躍します! 余談ですが、「カネナオ金物店」は「かめ七呉服店」のお向かいさんです(笑)

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「カネナオ金物店」

オー マイ ダイニング!

リビングセンター 「カネナオ」

フライパン 鍋 ザル ボウル

包丁 まな板 ヤカンに ポット

生活雑貨なら なんでも 取り扱える

アイトピアの金物屋 「カネナオ金物店」

猫の名前は「市川あび蔵」

店主の名前は 「あきら」

 

「プロショップ まるか」さん 市役所大通り商店街

元々は新鮮な海産物を目利きの佐々木さんが提供して下さる卸しのお店なのですが、津波で、卸していた先の飲食店が被災されました。
もちろん、「まるか」さんも被災されたのですが、
「もう、皆、うちの店舗内でやればいいじゃないか!」と、現在、被災した5店舗が「まるか」さんの店舗内で営業していらっしゃいます。まるで、名店街(笑)。
フードコートになっていて、テーブルで、買ったものを頂くこともできます(白いご飯&お味噌汁もあります)。
ぱっと見、ちょっぴり怖そうな「目利きの佐々木さん」ですが、怖くないです(笑)。
石巻直の新鮮で美味しい海産物を、是非、店内でお召し上がりください!

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「プロショップ まるか」

こだわりの魚屋

「まるか」の佐々木は目利きです

気が付けば石巻の名店街

「プロショップ まるか」

テイクアウトもいいけれど

「みんな座って食うていがい」※1

美味しいお昼を食べれます

「まるか」さんで食べれます

※1 「食うていがい」は方言で「食べていきなさい」の意味

 

「向山靴店」さん アイトピア商店街

「かめ七呉服店」さんのCMにすでに出演?して下さっているご主人。アイトピア商店街の会長さんでもいらっしゃいます。
津波の恐ろしい体験のお話とともに、石巻の歴史の中で、「向山靴店」がどういう歴史をたどってきたかをたくさんお話してくださいました。
ダジャレがお好きなご主人で、奥様の「なっちゃん」に苦笑いされながらも(笑)、楽しく取材を過ごさせて頂きました。津波と共にお店の前に流されてきた「ライオンの置物」を今も店舗前に置き、「迷える(マー)ライオン 3・11からレオは待ってるぜ」と貼り紙がしてありました(笑)。
店舗はアイトピア以外にも、「立町」にあるリーガルショップも被災されましたが、2012年3月に「たちまち復活」(笑)。
とてもチャーミングなご夫妻です。
どうぞ、お立ち寄りの際には、ご主人のダジャレもお楽しみください(笑)。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「向山靴店」

愛嬌あふれる「なっちゃん」と
ダジャレ好きの旦那さん「ケンジくん」がやっている

株式会社「向山靴店」

いつまでも 付き合える靴屋

アイトピアの「向山」は もちろんのこと

立町2丁目7ー10
「リーガルシューズ 石巻店」

「たちまち」復活やってます

あなたのそばに 足元の担い手

靴の「向山」

 

「大町品川や」さん アイトピア商店街

婦人服と地元の学校の制服を主に扱う洋品店。「アイトピア」通りになる前は「大町通り」だったので、「大町品川や」と言うそうです。
津波は一階部分を全て飲み込み、新年度用に準備された制服が全てヘドロに汚れ、掃除と手配に苦労されたそうです。
店舗入口のシャッターには線が引かれ「3・11」と書かれていました。ここまで津波が来た、という印なのですが、ゆうに3mはありました。

とても明るいご夫婦で、取材は爆笑の連続でした(笑)。
お酒が大好きなご主人のお話を伺っていたら、
「チャ チャ チャン チャン」という何やら暗号めいた言葉が。
どうやら「今日も一杯やるか」という合図のようです(笑)。
「「取締役」なんだけど、「戸締り役」っていわれてるよー」
とダジャレと謎の踊りも横行(笑)。泣きながら(笑い過ぎて)の取材でした。

ご主人の楽しいキャラクターを表現したくて?音頭になっております。

飲み仲間?のお隣のお肉屋さんの「しんちゃん」も登場します。

一度、一緒に飲みに行きたいご主人でした(笑)。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「大町品川や」

アソレ アソレ アソレ アソレ

あの人が着てる婦人服

思い出深い トンボ学生服

今はアイトピア 昔は大町通り

洋品店なら 「大町品川や」

夜には 「チャ チャ チャン チャン」

「品川や」の「戸締り役・まもる」を支える花形純子

洋品店なら 「大町品川や」

 

「復興バー」さん 広小路通り

この手作りCMプロジェクトを受け入れてくださっている「ISHINOMAKI 2.0」は、「ただ震災前に戻るのではなく、新しい石巻を創る」というコンセプトで立ち上げられた小さな団体です。
地元の方だけでなく、外部のメンバーと共に、本当にたくさんのプロジェクトを実行している、熱い想いとエネルギーに満ちたグループです。

この「復興バー」は「ISHINOMAKI 2.0」のメンバーが、被災したバーを自分達の手で修復し、2011年の7月にスタートしました。元々はメンバー間でコードネームとして「復興バー」と呼んでいたそのままが、名前になったそうです。夜な夜なお酒を飲みながらメンバーが熱い議論を交わし、たくさんの地元の方や外部のボランティア等の方々との交流の場を演出してきました。

私たちは、この自らを「復興バー」と名乗り、絶望の気持ちも、希望の気持ちも、その溢れるばかりのエネルギーを受け入れ、この場をプラットホームとしてムーブメントを起こしていく…そんなパワフルな空気に、心から感動しました。

取材に伺った1月の末に、私達は復興バーで急遽ゲリラ・ライブとなったのですが、大盛り上がりで迎えて頂いたシーンも(狭すぎてカウンターの中で演奏してましたが・笑)。

バーのマスターは 「ISHINOMAKI 2.0」の主要メンバーでもある松村豪太さん。

これからも、石巻の重要な情報交換の場として、「復興バー」はそのエネルギッシュな存在感を放ち続けるでしょう。

是非、「復興バー」でお酒を飲みながら、ここでの出会いをお楽しみください。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「復興バー」

yeah! 復興バー! コードネームが屋号になった

yeah! 復興バー! 見切り発車 繰り返し 店主は毎日 倒れそう

思い出したり 思い付いたり

思い切ったり 思い立ったり

泣いて笑って 酒を飲む

狭いからこそ 出会うんだ

yeah! 復興バー それは 人と人が出会う場

そんな バー

 

 


【セカンド・シーズン 5作品】

「サルコヤ楽器」さん 寿町商店街

「サルコヤ楽器」という名前は、
「サルっこ太郎」というお猿さんが店頭に飼われていた事に由来しているそうです。
30年以上も生きていた、とても長生きなニホンザルで、ギネスに申請中でしたが、津波のために亡くなってしまいました。
「おもちゃ屋さん」と「楽器屋さん」としてずっと営業されていたのですが、今回の震災で、「楽器屋さん」メインの営業を再スタート。
その名残で、ひな人形と五月人形を取り扱われています。

震災で、たくさんの店舗内のピアノが被災しました。
全国からたくさんのピアノの職人さんたちが協力してくださり、一台のグランドピアノの修復が終了しました(動画の中に出てきます)。
このピアノは被災を乗り越えたピアノとして、今、たくさんのコンサートに使われています。

社長さんの井上さんは80歳を越えられていますが、とてもエネルギッシュな方で、全部の被災ピアノを修理してやりたいとお話されていました。「全て修理するには120歳までかかるから、長生きしたい」そうです。

「サルっこ太郎」がいたお店、「サルコヤ楽器」。
お立ち寄りの際には、井上さんの楽しいお話と、修復された被災ピアノを是非ご覧ください。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「サルコヤ楽器」

おもちゃで遊ぶうれしさで
ピアノとふれあう子供たち
どじょっこでもふなっこでもなく
サルっこ太郎がいたお店
石巻の楽器屋さん
サルコヤさんに行きましょう

ひな人形も5月人形も
もちろん楽器もいいものに
出会う喜び広がります 
サルコヤさんで広がります
サルっこ太郎がいたお店
サルコヤさんに行きましょう

 

「石巻立町復興ふれあい商店街」さん

津波の被害で移転を余儀なくされた21店舗の方々が集まって、2011年12月10日に石巻市街地では初の仮設商店街として、再スタート。

JR石巻駅からすぐのところにあり、飲食店、パン工房、スポーツ洋品店、電化製品店、理髪店など、多種多様な店舗が集まっています。

私達が取材させて頂いたのは2012年6月。
副会長の電気屋さん「パナックけいてい」の佐藤さんにお話を伺いました。

「元は離れた違う商店街から、多数の店舗が集まることは今までなかった」との事で、皆で力を合わせて「村の銀座」のような存在にしたいとお話されていたのが印象的でした。

写真を撮らせていただくためにたくさんの店舗にお邪魔させて頂きましたが、どこも皆さん、明るくお話を聞かせて頂きました。
そして、たくさんご馳走になりました(笑)。
ご協力頂き、ありがとうございました。

一つ一つは仮設店舗での営業で、2年間という期限付き。

石巻にいらっしゃったら、是非「立町ふれあい商店街」にお立ち寄りください。

きっと色んな石巻を発見できます。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「石巻立町復興ふれあい商店街」

いつもの暮らしにゆたかさを
立町ふれあい商店街

村の銀座でいいべっちゃ
こっからやるべ街づくり

あつまりつながる商店街
懐かしいのが新しい

この街の入り口に
石巻立町復興ふれあい商店街
みんなのお越しをまってます

 

居酒屋「千晶」さん アイトピア商店街

石巻アイトピア商店街にある居酒屋「千晶」さん。
もちろん、千晶さんが営まれる居酒屋です(笑)。

石巻の夏の最大のお祭り、川開き祭りでは、毎年、神事のお神輿を担がれ、凛々しい一面もある千晶さん。(映像にあるのは、今年2012年の様子です)

津波で前店舗が被災。
このアイトピア商店街に移転され、再出発されました。
今では、常連のお客さんが「ちあきナウ」とツイッターでつぶやいて、どんどん人が増えるカウンターだそうです(笑)。

アイトピア商店街、炭火焼の美味しい居酒屋「千晶」で、
伊豆のお酒「うめえら」を飲みながら、
是非石巻の楽しい夜をお過ごし下さい。

赤い布看板が目印です。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

居酒屋「千晶」

カウンターには顔なじみ
伊豆のうめえら飲みながら
「ちあきナウ」とつぶやいた

ちゃきちゃき千晶に会える店
居酒屋「千晶」に集まろう

年に一度の川びらき
凛々しく神輿を担ぎます

ちあきナウ」とつぶやいた

祭りに心 はせながら
炭火焼 今夜も ほら舌鼓
居酒屋「千晶」に集まろう

  

「和牛乃亀山」さん アイトピア商店街

アイトピア商店街のお肉屋さん、「和牛乃亀山」さん。

最高級の仙台牛から、手作りソーセージ、ハンバーグ、焼売などの普段の食卓のおかずまで、幅広く取り扱っていらっしゃるお肉屋さんです。

津波により、店舗内は半壊。ガラスのドアやショーケース、ほとんどの店内設備は全壊。
生食品を扱うお店なので、冷凍・冷蔵庫が使えなくなってしまった事が一番の問題でした。
辛うじて寒い季節だったために、亀山さんご夫婦は、まだ食べれるのだからと、冷凍真空パックの最高級の仙台牛を、ご近所に配って歩かれたそうです。

たくさんのボランティアさん達の協力もあって少しずつ営業を再開。
今はその時のご縁で、店舗内に静岡県・伊東市の物産も販売しています。

歌詞にもあるように、気軽に寄れる「街のお肉屋さん」です。
大人気の自家製チャーシューやソーセージ、そして仙台牛を、どうぞご賞味ください。

真空パックでの地方発送もしてくださいます。

素敵な亀山さんご夫婦に、是非お話も伺って下さいね。

それから、亀山さんをお手伝いくださったボランティアの方々に、心から御礼を申し上げます、とのことです。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「和牛乃亀山」

いつでも 毎日でも 食べて欲しい

手作りチャーシュー
生ハンバーグ
辛党リングウィンナー

たまにはちょっと贅沢に
柔らかくて 味がある 仙台牛
霜降り馬刺

しんちゃんみーちゃん
仲良く二人でやってます

飛び込み大歓迎
街のお肉屋さん
和牛乃亀山

 

「尾張屋」さん アイトピア商店街

震災の当日、猛烈な揺れで、陶器店の尾張屋さん店舗内では、商品のほとんどが破損しました。
そこへ押し寄せた津波。
ご主人の近藤夫妻は、犬のモモちゃんと2階へ避難。
店舗内はヘドロとガレキで埋まりました。

毎日毎日、先の見えない復旧作業で、何度も店をたたむ事を考えられたそうです。
そんな時、黙々と作業を手伝ってくれたたくさんのボランティアの人達がいて、「辞めるわけにはいかない」と奮起された近藤さん。
まずはできる事をと、「罹災証明があれば、品物10点まで無料で差し上げます」と新聞に告知を載せました。

「人間は不思議なもので、震災直後は、おにぎりでもなんでも、食器がなくても生きるためには気にならないのですが、少し落ち着いてくると、お茶碗でご飯を食べ、お椀でお味噌汁を飲み、と食器が欲しくなるものなのですね。」と近藤さん。

配布当日、80人を超える方々が店舗前に並び、すべてを失った人々の手に、新しい食器が届けられました。

店舗のシャッターに何か書いてくれる、という申し出に、
色々考えてメッセージを書いていただく事に。

「全国のみなさん 本当にありがとうね
           石巻人も頑張ります」
                くらしのうつわ 尾張屋

あの時支えて下さった、名前も知らないたくさんのボランティアの方々へ、心からの御礼の気持ちを伝えたいそうです。

後期高齢者になられたと笑ってらっしゃるお二人(笑)。

尾張屋さんはアイトピア商店街の入口にあります。
ヨークシャーテリアのももちゃんも大歓迎してくれます。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「尾張屋」

100年前に先々代
尾張の国からやって来た

近藤さんがやっている
くらしのうつわ尾張屋さん

日本中から集まって来る
くらしのうつわと引き換えに

感謝の気持ちと頑張る決意
日本中へと送ります

全国のみなさん本当にありがとうね
石巻人も頑張ります

後期高齢ものともせずに
良ちゃん和ちゃん踏ん張ります

くらしのうつわの尾張屋で

 


「石巻・手作りCMプロジェクト」の特別作品ができました!

「石ノ森萬画館」 特別作品

漫画家・故石ノ森章太郎先生の世界観を思う存分楽しめる萬画館。
2001年に開館。
北上川の中州に位置するこの施設も、川を北上する5mを超える大きな津波によって被災。
震災時は、5日間に亘りたくさんの避難者を受け入れました。
その丸い独特の建物は、奇跡的に全壊することは逃れましたが、1階部分や主要設備は壊滅。長く休館を余儀なくされます。
休館中、ベニヤ板で応急に閉じられた萬画館の入口には、たくさんのメッセージが書かれるようになりました。

そして、スタッフの気の遠くなるような作業と、全国のたくさんの人たちの協力で、少しずつその姿を取り戻していきました。

2012年11月17日に、リ・オープン。

2013年2月12日に常設展示室リニューアル工事のため一時休館し、3月23日に、リニューアルオープン予定です。

今回、漫画家の久住昌之さんが作詞・作曲してくださいました。
歌も動画への出演も快く引き受けて下さり、とても楽しい作品になりました。

動画の最後の写真は、2012年11月17日のリ・オープン時のものです。

石巻に来たら、是非、萬画館にお立ち寄りください。
それから、街の中にもたくさんのキャラクターがいます。
お散歩がてらに会いに行ってみるのも楽しいです。

(「ATELIER SIESTA」取材&制作ノートより)

「石ノ森萬画館」

石巻 石ノ森 萬画館

石巻 石ノ森 章太郎 萬画館

 

作詞・作曲:久住昌之


【サード・シーズン 5作品】

「石巻まちなか復興マルシェ」さん

震災で被災された6店舗が集まって、2012年6月にオープンした仮設商店街です。

かわいい淡いピンク色の建物。
「石ノ森萬画館」から、川をはさんで向かい、旧丸光跡地にあります。

美味しい珈琲のお店「いしかわ」さん、餃子の「石巻ぎょうざ道場」さん、石巻の新鮮なお魚や野菜を扱う「石巻しみん市場」さん、ご近所の方々の小さなスーパー「全日食きむら」さん、海産物などの石巻物産を扱う「石巻元気復興センター」さん、石巻の新鮮な海産物やご当地グルメが味わえる「石巻うまいもん屋」さん。

取材当日(2012・12・9)は、とても寒い日でしたが、
各店舗の皆さんは、笑顔で取材に応じてくださいました。

お話を伺い、一緒に歌詞を考えて下さった代表の木村さんが、
「マルシェっておしゃれでしょ?」とおっしゃって、そのまま歌詞の中に出てきます(笑)。
そして、この場所は、正真正銘、石巻の産業や商業が生まれた場所でもあり、昔から、人も物も行きかう場所として栄えてきました。
動画の中には、その当時の石巻の古い写真も出てきます。

室内フードコートやイベントスペースもあり、お土産ものを買って、美味しいもの食べて、石巻を存分にお楽しみ下さい。

写真協力・カネナオ金物店

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「石巻まちなか復興マルシェ」

元気いっぱい立ち上がり
地元のみんなが生み出した
メルヘンチックでかわいい市場
その名も石巻まちなか復興マルシェ
マルシェっておしゃれでしょ?
この街の商業と産業が生まれた石巻のパワースポット
この場所で未来を描いてゆく 
石巻まちなか復興マルシェ

 

「京屋」さん アイトピア商店街

アイトピア商店街のちょうど中ほどにある呉服屋「京屋」さん。

取材当日(2012.12.9)は、ご主人と、先代のご夫婦が暖かく迎えて下さいました。
震災の日、津波から逃げようとしたその時、店舗裏側の窓を突き破って猛烈な津波が店内に。
3人はあっというまに天井まで届くほどの水にのまれました。
壁に掛けてあった鏡の淵に3人で必死につかまり、2階への階段へ力を振り絞ってたどり着いたそうです。

現在は店舗もきれいに復旧し、再スタートされています。

「京屋」さんは、もともと関西の方から「一反風呂敷」を背中に背負い、この地まで来たのがご商売の始まりだそうで、先代のお父さんが、その古い一反風呂敷を広げて見せて下さいました。
その頃から使われている大きなそろばんも、ヘドロの汚れがきれいに落とされ、店内に飾られています。(どちらも動画の中に出てきます)

今回、京屋さんのCMのキャラクターに、かえるの親子を制作しました。
店内にずっと昔から飾られている、かえるの置物が、とても印象に残ったからなのですが、置物は天井近くに飾られていて津波から難を逃れたそうで、幸運の持ち主でもあります。
(天井近くで撮影するのが大変で、脚立を出していただいて大騒ぎでしたが・笑)

冒頭の、かえるが倒れる看板を何度も起こすシーンは、どんな苦難からも何度でも立ち上がるイメージを、
そして、途中のマジックのシーンは、京屋さんというお店から、素敵なわくわくするような商品が発信されるイメージを表現してみました。

「いいものであれば、呉服だけでなく、どんな商品でもご紹介したい。」そんな京屋さんの高い美意識と好奇心に、お話を伺っていてこちらもわくわくしました。

これからもきっと、石巻の人に素敵なものとの出会いを発信し続けてくださることでしょう。

ダンディーなご主人の奥村さんと、お茶目な先代のお父さん。
楽しい時間をありがとうございました。

是非、「京屋」さんにお立ち寄りください。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「京屋」

一反風呂敷背中にかかえ
西の方からやってきた
いいものにこだわる呉服屋
株式会社 京屋
本物を見抜く力と見つける力
石巻からみなさんが喜ぶ商品発信します
地紋が石の丹後ちりめん
クビの伸びない復興Tシャツ
ジャンルを超えて生み出し続ける
株式会社 京屋

 

「立町たかはし園」さん 立町大通り商店街

石巻の中心街、立町大通りにある、創業80年を超える石巻の老舗のお茶屋さん。

取材当日は、「プロジェクトの現場を取材したい」というテレビ局や新聞の方々がいらっしゃって、たくさんの方に囲まれて、取材がスタートしました。
最初は固い雰囲気だったのですが、柔らかい空気でお話をして下さった店主の高橋仁次さん。

この大通りも、70センチを超える津波が押し寄せました。
半壊した店舗に、心無い者が侵入し、レジからお金を盗んでいったそうです。

「暇さえあればお茶を飲んでいる」という仁次さん。
淡々と我々にも美味しいお茶を入れて下さいました。

美味しそうにお茶を飲む仁次さんがとても印象的でした。
こんな風に、私も日常にお茶が飲めれば素敵だな、と思いました。
お茶を通して、大切なものをお客様に届けてらっしゃる、凛とした空気が伝わって来ました。

ひょうひょうと佇む仁次さんと柔らかい奥様。

ほっこりした時間を、ありがとうございました。

石巻にお出かけの際には、是非、「立町たかはし園」にお立ち寄り下さい。

きっと、美味しいお茶と、心地よいご夫妻にホッとされることでしょう。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「立町たかはし園」

暇さえあれば お茶 飲んで
「ハー」と一息 店主の仁次(じんじ)
高橋園なら あなたのお茶がみつかります

お気に入りの急須と茶碗を用意して
気軽に自分で入れて飲む
おいしいお茶と素敵な茶道具

立町たかはし園

 

「林屋商店」さん 市役所大通り商店街

アイトピア通りのちょっぴり先のマルカさんの斜め前にあるお豆腐屋さんです。
震災後、店舗を改装して営業を再開されました。

今回、初めてお仕事中に取材させて頂きました。
お仕事中にお話を伺いながらの取材も初めてでしたが、お豆腐を作る現場を見たのも初めてで、とても楽しい時間でした。

テキパキと色んなお話をしながら、お豆腐ができていきます。
写真を必死で撮らせて頂きました(笑)。

できたてのお豆腐は、クリーミーで甘くさわやかで、とても美味しかったです。

今回、ちょっとハードボイルドなご主人のキャラクター?に、ロックなメロディが原田さんから上がって来ました。

…ので、大豆のキャラクターのロックバンドを結成。
その名も、「大豆MANブラザーズ」(笑)。

そしてとあるご縁で、急遽、振り付け師のラッキィ池田さんが振り付けをしてくださいました。

ノリノリの大豆MANとカッコいいご主人の、楽しい作品に仕上がりました。

石巻の美味しいお豆腐。
是非、出来たてをお召し上がり下さい。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「林屋商店」

豆を砕いて水加え
蒸気の釜で甘いにおい
いいにおい
煮上げた豆乳にがり打ち
しぼればお豆腐水の中
手と目と鼻で旨さを見極めます
お届します美味しいお豆腐
変わらぬ味を守り続ける
豆腐の林屋
坂下にあり

 

「ニュー魯曼停」さん 石巻グランドホテル内

日本酒好きと、音楽好きが集まる素敵な日本酒バー。

震災前の素敵なお店の写真や、津波で破壊された状態も見せてくださいました。
本当にたくさんの方々の愛情が詰まったお店だった事を感じました。。

震災後4ヶ月でアイトピアから店舗を移されて、現在は「石巻グランドホテル」の一階で営業されています。

マスターこだわりの真空管アンプで、JAZZを聴きながら美味しい日本酒を頂く。
そして、石巻の美味しいおつまみ。。
時間を忘れて長居してしまいます(我々も遅くまでお邪魔してしまいました。すみません。笑)。

マスターのあきらさん、奥様、楽しい時間をありがとうございました。

また、必ずお邪魔します。

今回は、架空の昭和の歌姫「魯曼停ロマン」ちゃんが熱唱します(笑)。

そして、この作品は、福岡にお住まいのたくさんの方々のご協力によって制作されました。
「勝手に福岡応援団」の皆様、本当にありがとうございました。

いつの日か、福岡の皆さんが、石巻を訪ねて、「ニュー魯曼停」で美味しいお酒を飲む機会がありますように。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「ニュー魯曼停」

ないものありますニュー魯曼停

愛あるお酒が見つかるバー
マスターあきら
こだわりのジャズがいつでも流れてる 

黙って耐えるおくさんは
ホントはハードロック好き

グランドホテルフロントから48歩
地酒アンドロマンチック ニュー魯曼停

酒と女は  二合まで


「ISHINOMAKI 金曜映画館」さんのCMを作らせて頂きました!

「ISHINOMAKI 金曜映画館」さん

石巻のまちなかで、映画を観よう!

「ISINOMAKI 金曜映画館」は、毎月1回か2回、石巻のまちなかに開く映画館。映画/映像と映画館のもつ力でコミュニティを活性化する、様々な市民が上映企画を立てて、市民自身が企画者=観客となる「わたしのまちの映画館」となることを目指し、2013年4月以降、本格始動します。皆様のご参加をお待ちしています!

https://www.facebook.com/kinyoueigakan.ishinomaki

 

「石巻・手作りCMプロジェクト」の制作チームで、「ISHINOMAKI 金曜映画館」さんのCMを制作させていただきました。
2013年夏の野外上映イベントを取材させて頂いて、お話を伺い、制作に入りました。
「映画館」という空間がもたらしてくれる様々な事を伺い、スタッフの方と一緒に歌詞を考えました。
コマ撮りアニメ映像には、これまで制作した「石巻・手作りCM」に出てくるキャラクターがたくさん出てきます。私の中では、キャラクター達はみんな、石巻の人々です(笑)。
「たくさんの石巻の人々が足を運んで下さるといいな」という思いを込めています。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「ISHINOMAKI 金曜映画館」

ISHINOMAKI 金曜映画館

映画ってみんなで見ると楽しいね
笑って泣いて
人生を変える大切な一本が見つかるかも
ISHINOMAKI 金曜映画館

私の街の映画館
思い出と出会いの瞬間が待っている
ISHINOMAKI 金曜映画館
はじまります

 


【フォース・シーズン 5作品】

「八幡家」さん 松川横丁

創業大正2年。100年を迎える鰻と割烹の店。
震災で大きな被害を受け、継ぎ足し続けられてきた大切な「タレ」も、津波にのまれました。
偶然ご自宅にあったり、知人が保管していた少量のタレを、秘伝のレシピで少しづつ増やし、無事に再開となりました。

現在の店舗は、もちろん、綺麗にリニューアルされていますが、
震災前から元々あった場所も残されており、
その100年の歴史を十分に感じられます。

現在の女将さん、阿部紀代子さんは、笑顔の印象的な、
物腰が本当に素敵な方でした。

「お客様の特別で大切な日の会食を、思い出深い時間になるようにお迎えしています」と女将さん。

この度、創業100周年を迎え、
これまでお世話になったたくさんの方々に心からの感謝の意と、
これからも続けて行く決意を伝えたい、とのことで、
このような歌詞になっています。

石巻の旬のものも、味わうことができます。

鰻と割烹の店。八幡家さん。

素敵な石巻の思い出に、お立ち寄りください。

素敵な女将さんが迎えてくださいます。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「八幡家」

操業以来の自慢のタレは
波瀾万丈乗り越えて
鰻割烹八幡家は
無事に100年迎えます
100年継ぎ足し続く味
割烹料理とあいまって
お客様の特別で大切な時間演出します
感謝を胸に続けていきます
石巻の鰻と割烹の店
八幡家

 

「まるみ屋呉服店」さん アイトピア商店街

アイトピア通りにある呉服屋「まるみ屋」さん。
「石巻の踊りを呉服で支える」と歌詞にあるように、
日常の呉服だけでなく、民謡などの舞踊やステージ用の、
特別な衣装用呉服を扱われています。
色鮮やかで、照明に映え、とても華やか。
きっと舞台で着ると、わくわくすることでしょうね。

独特の雰囲気を醸す専務、三浦英明さん。
あの震災の日、どんどん高くなってきた津波に、
店舗のガラスのドアを、内側から必死で押さえていたお父さんを説得し、
2階へ上がった所で間一髪。。。
そんな恐ろしい体験を、まるで喜劇か何かのようにお話ししてくださいました。

屋号「まるみ屋」は、丸に「み」の文字。
由来を聞いた所、はっきりとした理由がわからず、
「三浦の『み』じゃないか?」いや、
「ひいばあちゃんのみはるさんの『み』じゃないか?」、
と、どんどんミステリーのようになっていき、
結局、全部が歌詞になっています(笑)。

「専務さんは普段、なんて呼ばれてますか?」の質問に、
「昔は、ぽっぽちゃんと呼ばれてました」とのこと。

今回は、「ぽっぽちゃん」というかわいいキャラクターが登場します。

ホンワカした空気の専務「ぽっぽちゃん」に会いに、
「まるみ屋」さんをのぞいて見てください。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「まるみ屋呉服店」

この街の踊りを呉服で支える
まるみ屋呉服店
日本人の伝統文化を守って発信して行きます
心と心が通って触れ合う楽しいお店
まるみのみは三浦の「み」?
それともみはるの「み」?
三浦みはるは今の専務のひいばあちゃん
専務は英明
昔のあだ名はぽっぽちゃん
ぽっぽちゃんがまごころこめて接客します
株式会社まるみ屋呉服店

 

「京呉服さかぶん」さん 寿町商店街みなみ通り会

京呉服のお店、「さかぶん」さん。
特選京呉服はもちろん、呉服小物、洋服、下着と、装いのご相談には気軽に応えて下さるお店です。

社長の小野寺さん曰く、お客様のニーズにお応えしようとたくさんご提案しているうちに、「さかぶんにならあんじゃね?(あるんじゃないか)」と言って下さるようになったそうで、歌詞にも石巻なまりで出てきます。

「お客様に頼まれれば、ネグリジェでも、枕カバーでも探します」とのことで、そのまま歌詞になっています。

取材中、可愛らしいお孫さん二人が大歓迎してくれたのですが、上のお姉ちゃんは取材が進むうちに眠くなり、最後の集合写真を撮る時は、無理矢理起こされてすごく不機嫌になってしまい、どうやっても皆と上手く写真が撮れず(笑)。
動画の最後に、不機嫌だけど可愛い写真を使わせて頂きました。
下のおチビちゃんは、ニコニコと立派に営業部長でした(笑)。

和気あいあいと、和やかな空気の中、社長・小野寺さん、奥様の強い美意識でお仕事をされているお話を聞かせて頂きました。
暑い中、ありがとうございました。

今回、「さかブン」というミツバチのキャラクターを創りました(笑)。

フットワーク軽くブンブンとお客様のニーズにお応えするイメージなのですが(笑)。

「さかブーン」なんて(笑)。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「京呉服さかぶん」

寿町みなみ通りに
京呉服のさかぶんはございます
さかぶんファンのみなさんの
期待に応えているうちに
「さかぶんにならあんじゃね?」と
今では街の人が言う

呉服の小物も洋服も靴下も下着もございます
時間を貰えばネグリジェも
枕カバーも揃えます
気軽に立ち寄れる
京呉服の店さかぶん

 

「松竹」さん 仲町

取材は、松竹さんの歴史を教えていただく所から始まりました。
江戸時代から続く、阿部家。
「家系図ありますよー」と見せて頂きました。
初代は阿部屋新七さんという方。
そこから数えて14代目が、お話を伺った阿部久利さん。
本当に驚きました。

300年。
廻船問屋や旅籠、旅館を経て、今の「松竹」さんがあります。

現在は、お食事と仕出しの「松竹」さんです。
震災の直前に旅館をやめ、ダイニングとしてリニューアルされたばかりでした。
今は、お弁当や仕出し、そしてランチ営業が主ですが、
徐々に夜にゆっくりとお食事をして頂ける機会を増やしていきたいと阿部さん。

私たちも、落ち着いた店内で、ランチを頂きました。

阿部さんのお話は本当に興味深く、阿部家の歴史だけではなく、
石巻の歴史もたくさんお話ししてくださいました。

話の中で久しぶりに聞いた、「坂上田村麻呂」という名前(笑)。
その昔に蝦夷を征圧するために、京都からやってきた征夷大将軍ですね。

「石巻にもたくさん歴史や史実を知ることができる場所がたくさんある」と阿部さん。
「そんな雰囲気が感じられる街になって欲しいな」とも。

今回、取材で訪れた石巻は、たくさんの建物が更地になり、
少しずつ風景が変わって行く事を実感しました。

今回は、ちょっとレトロ・モダン?な作品に仕上がりました。

石巻に来たら、どうぞ「松竹」さんにお立ち寄りください。

そして、昔も今も変わらぬ阿部家のおもてなしを、
ゆっくりとご堪能ください。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「松竹」

お食事・仕出しの「松竹」さん
初代阿部屋新七(あべやしんしち)から14代
この街と時代に向き合い向き合い続け
阿部家が紡いだ300年

地元のお客さんに愛される
お店作りを続けます
落ち着いて素敵な時間が楽しめる
食事と空間お届けお届けします

最近の人は松竹さん
昔の人は阿部新さんと呼んでいる
石巻の老舗です

 

「萬楽堂」さん 立町大通り商店街

石巻駅からすぐの大通りに、新しい店舗を構えられた萬楽堂さん。
取材に伺った時はまだ作業中で、美味しそうなうぐいす餅がどんどん出来上がっているところでした。

出来上がったばかりのフワフワのうぐいす餅を頂きながら、3代目の高橋みえさんにお話を伺いました。
以前の店舗は、1階がパンや和菓子を扱い、2階は3代目みえさんが喫茶スペースを営んでいるというものだったそうです。
新店舗は、可愛い黄色の屋根。広いイートインもあります。

3代目のみえさんは、娘さんの4代目まいさんにそろそろバトンタッチを考えておられるそうで、「毎日ケンカしながら(笑)頑張ります」とのことです。

4代目のまいさんは、ハードパンも出したいと、現在、商品ラインナップを更新中です。

歌詞は、お二人のこれからの決意表明になっています。

…そして、今回お二人をパン屋さんのキャラクターにしてみました(笑)。

我ながら、似てると思うのですが(笑)。いかがでしょう?

メロンパンに、ごまゆべし、ほやマドレーヌにごまソフト。

カレーパンの黄色い移動パン屋も人気です。

是非、石巻のお土産にいかがでしょうか。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「萬楽堂」

立町のパン屋 萬楽堂
小槌(こづち)のマークはそのままに
グランドオープン バージョンアップ
ハードなパンも出揃って
3代目の「美江ちゃん」と4代目の「まいちゃん」は喧嘩しながら肩組んで
親子でまだまだ頑張ります
萬ちゃんパンも長寿パンも小槌を振って頑張ります
メロンパンにごまゆべし
ほやマドレーヌにごまソフト
看板商品そのままに
力一杯この街のリクエストに答えるパン屋
萬楽堂
力一杯この街のリクエストに答えるパン屋
萬楽堂

 


特別作品「日和キッチン」さんのCMができました!

「日和キッチン」さん 立町富貴丁通り

3/30に行われた手作りCM「第4シーズンクランクアップ ライブ&懇親会」の際に、とっても素敵なケータリングをして下さった日和キッチンさんに、今回特別作品としてCMを制作しました。

日和キッチンさんは、オープンして1年の新しいレストランです。
復興支援活動に東京から石巻に足を運んでいたオーナーの天野さん。
色々な出会いと経験から、「石巻の豊かな食卓と、ジビエ料理が食べられる場所があったらいいなあ」と思い立ちます。
本職が建築家の天野さん。築100年近い物件を数人でリニューアル。
2013年3月に素敵な空間が生まれました。

…ただ、歌詞の冒頭にあるように、「料理のできない建築家」(笑)なので、スタッフを募集。
色んなご縁で、今のスタッフとなりました。

現在も東京と石巻、建築家とレストランオーナーの二重生活を続け、お忙しい毎日を送る天野さん。
「営業時間もスタッフも毎日違うので、覚えられる歌詞に」という本人のご希望で、歌を覚えれば、今日は誰が働いているかが分かるようになっています。
ただ、全ての情報を歌詞にしたら、これまでで一番長い曲となりました(笑)。

曲調はまさかのハワイアンテイスト(笑)。
私達流のアレンジで、とても楽しい作品となりました。

アニメーションは、全部で6人のスタッフが、カラフルなキャラクターになっています。

「石巻のおうちごはんとジビエ料理が食べられる」日和キッチン。

暖かで可愛い小さなお店です。

ぜひ、石巻においでの際は、お立ち寄りください。

(「原田博行 with SIESTA」取材&制作ノートより)

「日和キッチン」

料理のできない建築家のミキティーが
「石巻にあったらいいな」を形にしたら
素敵なレストラン日和キッチンになりました
石巻のおウチごはんとジビエ料理が食べられる
週末は朝 素子さんとミキティー
昼 素子さんとキヨミッティー
夜 キヨミッティーと祥クン
平日はニャオちゃんとモモちゃん
時々見かける近所の猫たちは
みんなまとめてミケッティー
平日おむすび 週末パン
テイクアウトも人気です
スタッフもメニューも着替える日和キッチンは 月曜定休の変則営業
富貴丁通りのお稲荷さんのお隣さん
石巻の新しい仲間 日和キッチン

 


「石巻・手作りCMプロジェクト」のDVDができました!

24作品収録(「石ノ森萬画館」を除く) ¥1500(送料込み)
「石巻・手作りCMプロジェクト」のDVDができました!

ご希望の方は、下記アドレスまで、枚数、お名前、ご住所を明記の上、「石巻・手作りCMプロジェクト」事務局までお申し込み下さい。折り返しご連絡させて頂きます。

Mail : tezukuricm@gmail.com

※DVDの売り上げは全て、当プロジェクトの活動費に充てさせて頂きます。

※石巻市の「IRORI石巻」でも販売いたしております。

石巻市中央2丁目10-2新田屋ビル1階
TEL:0225-25-4953


東日本大震災からの復興に頑張っている石巻の商店に、アーティストによる手作りCMをプレゼントして、お店の人や現地の人々に笑顔と元気を届け、日本中の人たちにも興味を持ってもらい、みんなで石巻を応援して行こうというのがこのプロジェクトの趣旨です。

東京で一会社員として働く栄元謙之介が考えたこの趣旨に賛同した友人知人らの協賛により、2012年2月にプロジェクト第一弾となる手作りCM作品が生まれました。
それが石巻側のパートナーである「石巻2.0」に贈られ、その後の作品とともに現地での活用や「YouTube」での公開などが各方面で話題となっています。

「石巻・手作りCMプロジェクト」事務局:tezukuricm@gmail.com

 


【手作りCMができるまで】

まずは取材から、お店の人たちにお仕事を聞き、お店の人の人柄に焦点を当てます。
お話をもとに歌詞をつむぎ出し、お店の人と一緒に完成させていきます。
CMの素材となる写真を撮影していきます。
お店の商品や調度品、商売道具など撮影します。
お店の人たちの集合写真も撮影します。
その後、まず音楽制作(作曲、アレンジ、録音、MIX)。
続いて、コマ撮りアニメーションの撮影をして編集作業をすると、
完成します! そして「YouTube」で世界中に公開!
「原田博行 with SIESTA」として生演奏もしちゃいます。

【手作りCM制作者紹介】

全行程を3人で制作しているのですが、
それぞれの活動名は以下の通りです。

 

コマ撮りアニメ制作:「ATELIER SIESTA」(SIESTA)

サウンドロゴ・クリエーター:原田博行

演奏&音楽:「原田博行 with SIESTA」  


Facebook:http://www.facebook.com/tezukuricm

「石巻・手作りCMプロジェクト」事務局:tezukuricm@gmail.com